ストックイラスト、ただ待つだけで良い?
4年前からPIXTAなどのストックサイトでイラストを販売しています。
私にとってストックイラストの最大の魅力は「自分のペースで描いて投稿できること」
なので「描いたら投稿して待つのみ」というスタイルで進めていたのですが、それだけではDL数はなかなか伸びませんでした。

「自分から作品を知ってもらう方法を探そう!」
そこで今回、ピンタレストで自分のストックイラストを宣伝してみることにしました。
なぜ、ピンタレスト?
イラストを描くときに情報収集や参考にするため、普段からピンタレストをよく利用しています。
その中で、いろんな方のイラストもよく見かけていて、「ピンタレストなら自分のイラストを見てもらえる可能性が高くなるかも!」と考えたからです。
PIXTAの規約は大丈夫?
ストックイラストの販売ページをSNSで紹介する際に気になるのが「規約違反にならないか?」という点です。
そこで、まずはストックサイトの公式ルールを確認しつつ、ピンタレストのピンの作成方法を試してみました。
まずはピンタレストでの宣伝方法を調べてみた
ピンタレストでPIXTAの画像を紹介するにあたって、疑問だったのは以下の点です。
・PIXTAの画像をそのまま使っても大丈夫?
・画像はどこから持ってくれば良い?
・ピンタレストで宣伝しても良い?
PIXTA公式サイトの質問集も確認しましたが、該当する内容がなかったので、以下の点について問い合わせてみました。(※一部抜粋)
PIXTAの公式ルールと禁止事項
PIXTAからの回答は以下の通りです。(※回答から要点のみ簡単にまとめました)
PIXTAの透かしあり画像はあくまでレイアウト確認用のサンプルであり、直接アップロードすると本来の使用目的ではないため規約違反になってしまうようです。

たとえ購入済みの画像であっても、透かし付きの状態で使用するのはNGとのことでした!
じゃあどうするのが適切なのか?
回答はもらったものの、まだ不明点があったので以下の質問を追加で問い合わせてみました。

自分の認識間違いで規約違反になるのは避けたかったので(汗)
PIXTAからの追加の質問に対する回答
追加の回答では、「外部サービスの使用方法については案内できない」 とのことでしたが、以下の点が明確になりました。
PIXTAサイトの素材詳細ページのURLを掲載し、それに自動で表示されるプレビュー画像(透かしあり画像)は問題なし
透かしあり画像を自分でアップロードすることは規約違反
結論:ピンタレストの「URLから取得」機能を使って投稿するのがベスト
今回「この方法が推奨です」といった形で具体的な手段は案内されませんでしたが、「PIXTAサイトのURLを貼って自動で表示される画像(プレビュー画像)は問題ない」 という回答をもとに、今回はPinterestの「URLから取得」機能を使って投稿してみることにしました。
詳しい素材の利用制限や利用規約については、PIXTAの公式サイトで最新の情報をご確認ください。
③ 実際にやってみた!ピンタレストでの投稿手順

では、回答をもとにピンタレストへ投稿してみます!
Pinterestの「+」ボタン → 「ピンを作成」

「URLから保存する」を選択

PIXTAの宣伝したいイラストの販売ページへ移動してURLをコピー → コピーしたURLを貼り付け

ピンタレストが自動取得する画像から1枚選択して「ピンを追加」をクリック
販売ページのURLを入力するとピンタレストが自動でタイトルや画像を取得してくれます。
PIXTA規約に配慮し、画像部分にモザイク処理を施しています

Pinの作成完了
画像・タイトル・説明文すべてピンタレストが自動取得してくれたものが反映されます。

「URLから保存する」機能を使用した場合、PIXTAのアイコンが表示されますが、Pinを作成したアカウントに保存されるので、PIXTA公式のピンタレストページに追加されることはないようです。
投稿してみて分かったこと

PinterestでPIXTAのストックイラストを投稿してみて分かったことがありました!
ピンタレストの自動取得機能で投稿がスムーズに
画像・タイトル・説明文が自動で取得されるため手間をかけずに投稿できました。
ただし、細かい編集はできないため、説明文を最適化するなら手動で調整する必要があるのはちょっと面倒かもしれません。
投稿後すぐには大きな反応なし
ストックイラストは長期的に売れるコンテンツですが、私の場合はこれまで安定してダウンロードされているわけではないため、すぐにアクセスが増えるとは限らなさそうです。
ピンタレストのアルゴリズムがどう影響するのか、時間をかけて様子を見る必要がありそうです。
画像サイズの推奨がある
ピンタレストのビジネスアカウントでは、推奨サイズが縦長(1000px × 1500px)です。
ピンタレストで宣伝することを重視するなら、ストックイラストの作成時に縦長を意識した方が良いのかもしれません。
ピンは「作成コンテンツ」に入らない
URLから取得する機能を使用すると「保存済み」にしか表示されず、自分でつくり出した投稿(=作成コンテンツ)とは認識されないようです。
なのでピンタレストのアルゴリズム的に「自分でつくり出した投稿がない」というのがどのような影響を受けるのかは不明です。

今回の目的は「ストックイラストを知ってもらう」ことなので今のところは気にしないでおきました。
公式のページには追加されない
ピンタレストの「URLから取得する」機能を使用すると、リンク元のアイコン(PIXTAの場合はPIXTAのロゴ)が表示されます。
しかし、この投稿がPIXTA公式のピンタレストページに追加されるわけではなく、あくまで投稿の制作者アカウントのものとして扱われるようです。

この辺もなかなかややこしいです・・・
まとめ
PIXTAの画像をPinterestで適切に宣伝するには「ウェブサイトから保存する」機能を使い、販売ページのリンクをつけて投稿するのがベスト!
素材の取り扱いに関する規約が細かく定められていることも分かったので、今後も少しでも不安なことや疑問があれば、しっかり調べてから進めていこうと思います。

まだ結果は分かりませんが、まずはこの方法で投稿してみました!
また、3か月後(2025年6月頃)に結果を報告します。今後も試行錯誤しながら、さまざまな宣伝方法を試していきたいと思います。
さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも参考になれば嬉しいです!
ストックイラストのテイストはその時々によって変えていますが、基本的にあたたかみのある、ほのぼのとしたイラストを描くように心がけています。

ぜひPIXTAのページも覗いてみてください!
